今年度から新たに加わったメンバーとともに社員一丸となってオリジナルPVを鋭意作成中です!
今回は弊社画伯の新井力作、SubstancePainterで制作中のテクスチャを制作過程と共に一部公開!!!
前回作成して頂いたモデルにペイントを施していきます!
何も塗られていないまっさらな状態からベースとなる質感と色味を加え、更にディテールを追加していきます。
SubstancePainterでは色味やザラつきなどの質感だけでなくベースとなるモデルには存在しない凹凸情報を描き加えることができます。
この機能を利用しウロコの形状を作成したり経年劣化、汚れ具合などをドンドン追加していくことで、リアリティを高めていきます!
自分の想像がテクスチャを通してモデルに反映されていき仕上がっていく姿はワクワクしますね!
こちらは現在制作中のムービーに登場する主人公2人が愛用する武器のデザインです。
古代の力を宿すルーンが刻まれ数々の戦いを経験した歴戦の装備を意識して制作しました。
ハンドガードやグリップ部分など、同グループに属していると一目でわかるよう質感や形状が離れすぎないように注意しています。
刀身に使われている鋼材や刀身の酸化具合など、修正を繰り返しながら精度を高めさせていただいた拘りの業物達です!
満足いくまでクオリティを高めたら最後にこちらの描きこまれたUVをテクスチャとして必要な情報を描きだし、モデルに設定させて完了です!実際の作業環境の見え方に違和感が無いか何度も確認を行い、修正を繰り返し完成度を高めていきます!
■担当者コメント■
新人アニメーターの新井です。学生の頃にゲーム制作を通じてイラストやドットアニメーションなどを制作していました。
3DCGについては未経験の分野でしたが、アニメーション制作を通じ日々勉強させていただいています。
今回キャラクターデザイン、テクスチャ制作を担当させていただき、初めて3D ペイントにチャレンジさせていただきました。
頭部と身体を別のパーツとして制作していたため接合部の切れ目がどうしても目立ってしまい苦労しましたが、皆さんの意見やアドバイスを聞くことで解決に向かうことができました。
いつか自分のデザインしたキャラクター達が立体化し動いてるシーンが見たいと夢に描いていましたが、入社してすぐにその機会が頂けるとは思っていませんでした。実際に動いている姿は想像以上の迫力で関わらせていただけて本当によかったです!
次回、Houdiniを使用したエフェクトの制作過程を公開予定!
今後もパワーアップしていく埼アニに乞うご期待ください!!!!!!
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